ボトックス注射で脇汗を抑えられる?失敗のリスクやデメリットをチェック!

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医療機関で実施されているボトックス注射であれば、高確率で脇汗の量を抑えられます。

その代わりに他の方法とは違ってさまざまなデメリットがありますので一度チェックしておきましょう。

ボトックス注射は脇汗を抑える効果があるの?

脇汗の量を抑えるために、美容皮膚科や美容クリニックといった場所でボトックス注射を受ける女性は増えました。

ボトックス注射とは筋肉を一時的に麻痺させる働きを持つタンパク質を注射で脇の下へと注入し、脇汗を出す命令を途中でシャットアウトする治療です。

ボツリヌス菌から抽出されたボツリヌストキシン(リジェノックス)を使っている医療機関が多く、KFDA(韓国食品医薬品安全庁)でも認可されているので安全性に関しては問題ありません。

具体的にボトックス注射でどのような効果が得られるのか見ていきましょう。

  • 片側に20ヵ所程度注射して脳から出る汗を出すための指令をブロックする
  • エクリン汗腺の活動が抑制されるので脇汗の分泌を抑えられる
  • 汗腺の働きが衰えて汗が止まれば臭いの悩みも同時に改善される
  • 実感として70%程度汗が出なくなる感じを持つ患者さんが多い

ボトックス注射はUnit(ユニット)と呼ばれる単位で量を表し、脇の下へと使用する量は100単位が一般的です。

医学的な効果が認められているからこそ脇汗対策として適しており、少なくとも10年間以上の歴史があります。

ボトックス注射による効果の持続期間は?

残念ながらボトックス注射は一時的に筋肉を麻痺させているに過ぎず、半永久的な効果が得られるわけではありません。

効果の持続期間は約半年間~1年間程度と言われており、どのくらいの脇汗の量を抑えられるのかは個人差があります。

「全く効果がない」といったクレームはなくても、1年中に渡って脇汗を食い止めたいのであれば定期的に医療機関で注射を受けるメンテナンスが必須です。

それでも、ボトックス注射には以下のようなメリットがあります。

  • 1回の治療時間は5分間程度なので身体へと大きな負担が加わらない
  • 皮膚をメスで切り取る手術ではないので術後のダウンタイムが短い
  • 脇の下だけではなく手の平や足の裏の発汗も同時に抑えられる
  • 脇汗の量や臭いが軽度の女性であれば一時的でも確実な効果が得られる

多汗症による脇汗を食い止めるために皮膚を切開して汗腺を取り除く反転剪除法(はんてんせんじょほう)が行われていますが、術後のダウンタイムが長いので注意が必要です。

一方でボトックス注射であれば細い針で注入していくだけなので、身体への負担は少なくなっています。

脇汗をボトックス注射で治療して失敗のリスクはある?デメリットは?

脇汗をボトックス注射で治療するにあたり、安全性が確立されている方法なので失敗のリスクはありません。

  • 医療事故が起きた
  • 脇汗に全く変化がなかった
  • 皮膚に大きな傷跡が残った

こういった口コミは少ないものの、手術を受けるに当たっていくつかのデメリットがあるので見ていきましょう。

半永久的な効果を得られるわけではない

上記でも軽く説明しましたが、ボトックス注射による効果の持続期間は限られています。

効果を実感できるのが術後2日~3日程度で、そこから少しずつ高まり始め、ピークを過ぎると徐々に効果が薄れるのです。

  1. 5ヶ月~6ヶ月程度でボトックス注射の効果が薄れていく
  2. 脇汗が分泌される量は少しずつ元の状態に戻っていく
  3. 半永久的な効果を得るには4ヶ月~5ヶ月に1回のペースでメンテナンスが必要

このように処置を繰り返していると金銭的な負担が大きくなるのですが、1回で満足のいく結果を得られないのが大きなデメリットだといえるでしょう。

多汗症と診断されなければ保険適応にならない

脇汗の量の悩みを抱えて医療機関を受診し、多汗症と診断されなければ保険適応になりません。

「ちょっと脇汗の量を減らしたい」という目的で手術を受ける場合、自由診療となるので高額な費用を負担しなければならないのです。

クリニックによって異なるので一概には説明できないものの、自由診療では1回あたり5万円~、保険が適用されて3万円~と相場が決められています。

  • 美容整形と同じように高額な費用や料金がかかる
  • 施術回数を増やせば増やすほど負担が大きくなる

上記のデメリットがあり、ポンと支払えるような金額で受けられる施術ではないと心得ておいてください。

少なからず副作用のリスクがある

脇汗治療のボトックス注射は安全性が確立されていても、少なからず副作用のリスクがあります。

  • 麻酔を打つ時や薬の成分が体内に入った時の痛みが大きい
  • 注入した患部が内出血を起こして青アザになることがある
  • 腫れや赤みなどのアレルギー症状のリスクがある
  • 脇汗が減っても他の部位からの汗の量が増えることがある

痛みやアレルギーが絶対に引き起こされない治療ではありませんので、本当に自分にとって必要な処置なのかどうか医師と相談しなければなりません。

脇汗の量が軽度であれば手術以外の方法で対処可能!

脇汗の量が軽度であれば、無理に美容皮膚科や美容クリニックへと受診して手術を受ける必要はなく、自宅でも十分に対処できます。

手術以外の方法として有効なのが制汗剤やデオドラント剤の使用で、脇の下へと直接クリームやジェルを塗布して汗を抑える成分を浸透させていくイメージです。

  • ボトックス注射のように高額な費用を支払わなくて良い
  • 自宅で脇の下に塗布するだけなので通院の必要がない
  • 皮膚の痛みが引き起こされることは皆無
  • 肌質に合えばアレルギー反応のリスクは少ない

このようなメリットがありますので、焦って手術を受ける前にまずはデトランスαを試してみましょう。

海外でも高く支持されているほど効果が高く、脇汗の量を抑えて臭いを和らげられるので、デトランスαを毎日の生活の中に取り入れてみてください。

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