制汗剤はスプレーやロールオンなど種類が多く、汗を抑える効果があるので脇汗対策として重宝します。
おすすめの市販品や使い方で注意すべきポイントを説明していますので、一度確認しておいてください。
制汗剤を使った脇汗対策で得られる効果は?
制汗剤とは、過剰な発汗による汗の量を減らす化粧品やグッズのことですが、ドラッグストアでスプレータイプの製品を見かけたことのある人は多いのではないでしょうか。
汗を抑える効果を持っている製品なので、当然のように脇汗の対策にもつながります。
- ドラッグストア
- ドンキホーテ
- コンビニエンスストア
これらの販売店で制汗剤は取り扱っており、1本当たり1,000円以下の価格なので気軽に使用できるようになりました。
スプレータイプの製品であれば自宅でも外出先でも好きなタイミングで使用できますし、「脇汗の量を減らして臭いを対策したい」と考えている女性に効果的なのです。
制汗剤の中に含まれている成分は?
制汗剤の中には大きく分けて以下の2種類の成分が含まれています。
- 汗腺を収縮させて汗が分泌されにくい状態へと導く収れん剤
- 皮膚に分泌された汗を吸い取ってなかったことにする吸収剤
脇汗の対策ができるのはこの2種類の成分が入っているからと言っても過言ではなく、臭いではなく汗の量をコントロールするのが目的となっています。
もちろん、汗は体温調節をするために欠かせませんし、「一滴もかかない」という状態にはできません。
それでも、「脇の下にかく汗の量を抑える」⇒「体臭や汗の臭いを和らげる」といった効果が期待できますので、気温の高い夏場に制汗剤は役立ちます。
具体的な有効成分の種類をいくつか挙げてみましたのでチェックしてみてください。
- 多汗症の治療に用いられるほど強力な制汗作用を持つ「塩化アルミニウム」
- 食品にも使われていて高い収れん作用を持つ「ミョウバン」
- 汗腺を収縮させて汗の量を抑える「クロルヒドロキシルアルミニウム」
- 汗を吸い取る働きを持ち、日焼け止めやファンデーションとしても使われている「酸化チタン」
個人の肌質によって合う合わないがありますし、脇の下は想像以上にデリケートな部分なので含まれている成分で比較しましょう。
脇汗対策におすすめの制汗剤の市販品は?
制汗剤はドラッグストアやコンビニエンスストアでも市販されており、脇汗対策として使っている方もたくさんいます。
「どんな市販品が良いのか?」と悩んでいる方のために、おすすめの制汗剤をいくつか挙げてみます。
- Ag+(エージープラス):殺菌効果を持つ銀イオンが配合されていて市販のパウダースプレーとしては優秀
- Ban(バン):汗を抑えるのに加えて消臭力も高いデオドラントパウダースプレー
- Rexena(レセナ):配合されているドライシールドパウダーが臭いの原因となる脇汗をシャットアウトしてくれる
- 8×4(エイトフォー):フレッシュフローラルやジューシーシトラスなど種類が多く、消臭力と制汗力のバランスが良い
- リフレア:「クリーム」「クリームバー」「リキッド」「ミスト」の4つのタイプがあり、マイルドな効果が期待できる
単純に脇汗を抑える目的であれば、制汗成分だけ含まれていればOKです。
しかし、気温の高い夏場はどうしても脇汗を完全に抑えるのは難しく、「臭いを和らげられるのか?」「消臭効果はあるのか?」といった点で比較して制汗剤を選んでみてください。
市販されている制汗剤は効果を実感できないことも・・・
製品によって異なるので一概には説明できないものの、市販されている制汗剤は脇汗対策として効果を実感できないこともあります。
なかでもスプレータイプの効果は弱く、持続時間も短いので小まめに使用しなければなりません。
- 肌へと吹きかけるスプレータイプ
- 肌へと直接塗布するロールオンタイプ
- 密着した状態で塗り広げられるスティックタイプ
- 手に取って脇の下に塗るクリームタイプ
制汗剤と一口に言っても上記の種類に分けられ、スプレータイプよりもロールオンタイプやクリームタイプの方が高い効果が得られます。
市販品はスプレーとして販売されているものが多く、「脇汗の量が多い」と悩みを抱えている女性には向かないのです。
そこで、毎日の生活でしっかりと対策したいと考えている方には、ロールオンジェルのデトランスαをおすすめします。
- 医療先進国のデンマーク発の制汗剤
- 世界中で愛されていて日本でも注目を集め始めている
- 2016年の12月現在で75万8,000個の販売実績を誇る
デトランスαには上記のような特徴があり、市販されている制汗剤で満足できなかった女性も脇汗対策として一度は使ってみてください。
脇汗対策で制汗剤を多用するのは危険?
脇汗対策として制汗剤は欠かすことができず、女性だけではなく男性も使うようになりました。
しかし、いくら汗の量を抑えたいからといって制汗剤を多用するのは危険なので注意しなければなりません。
スプレーのし過ぎやクリームの塗り過ぎにより、どのような悪影響が引き起こされるのかみていきましょう。
- 酸化アルミニウムなどの金属塩は少なくとも人体や肌に良い存在ではない
- 汗腺が蓋をされることで肌に負担が加わり、かゆみや吹き出物の原因となる
- 汗を抑える成分が毛穴の中に詰まることで脇の黒ずみを引き起こす
- 毛穴が塞がって老廃物が体外へと排出できなくなると逆に臭いがキツくなる
「使用頻度が高ければ高いほど効果が高まる!」と一概には説明できないのです。
敏感肌や乾燥肌の女性にとってはダメージが大きくなりやすいので、「1日に1回と適度に使う」「1日の終わりにお風呂で綺麗に洗い流す」といった対策を心掛けてください。