わきが対策クリームは漫然と塗っていれば良いわけではなく、正しい塗り方で続ける必要があります。
効果をアップさせるコツをいくつか紹介していますので、毎日の生活に取り入れる前に確かめておいてください。
わきが対策クリームの正しい塗り方をチェック!効果を少しでもアップさせるには?
せっかく効果が高いクリームやデオドラント剤を使っていても、間違った塗り方や使い方をしているとわきがの対策にはつながりません。
- いざクリームを使ってみたけれど効果が実感できない
- 私の体質やわきがの臭いには効かなかった
このように感じている女性の多くは、正しい方法でクリームを使っていないのです。
以下では、わきが対策クリームの効果を少しでもアップさせるために、正しい塗り方を説明していますので、一度チェックしておきましょう。
清潔な脇の下にしてから塗布する
汗をかいてからクリームを使っても十分な効果を発揮することができませんので、清潔な脇の下にしてから塗布するのが基本的な使い方です。
最初に臭い物質を取り除き、その後にクリームを塗布することで、嫌なわきがの臭いを和らげてくれます。
- お風呂に入って柿渋石鹸やボディソープを使って脇の下を洗う
- 湿ったタオルや汗拭きシート、ウェットティッシュでサっと汗を拭き取る
これらの方法で臭い物質と雑菌の両方を除去するのが適していますので、わきが対策クリームを塗るベストなタイミングは入浴後なのです。
朝の出掛ける前に使用する際は、1分間程度の朝シャワーで睡眠中に付着した寝汗を綺麗に取り除きましょう。
「朝にシャワーを浴びる時間がない」という女性は、薬局やコンビニで購入できる汗拭きシートやアルコール入りのウェットティッシュで拭き取るだけでもOKです。
クリームの適量を守る
わきがを対策するにあたり、「使用するクリームの量が多ければ多いほど良い」というわけではありません。
製品によってメーカーが独自に使用量の目安を決めているので、適量を守って肌へと塗っていきます。
- 1回当たり米粒大の大きさ
- 1回につき3プッシュ
上記のようにクリームで統一されているわけではなく、製品のパッケージや公式サイトを確認して正しい量をチェックしておきましょう。
脇の下だけではなくデコルテや足の裏など全身に使用できるクリアネオは、1日6プッシュが最低推奨使用量と設定されています。
アポクリン汗腺が存在しているデリケートゾーンの臭いでもわきが体質の女性は悩まされやすいのですが、クリアネオは陰毛部分への使用も可能となっていますので、臭い対策として一度使ってみてください。
円を描くイメージで塗り広げていく
適量のクリームやジェルを手に取ったら、円を描くイメージで脇の下へと塗り広げていきます。
あまりにも力を入れすぎていると汗腺を刺激し、余計に脇汗が出やすくなってわきがの臭いが強まるので注意しなければなりません。
- 清潔な脇の下にしてから優しくクリームをつけていく
- クルクルとマッサージするようなイメージで全体に広げる
- 完全に乾いた後に洋服やパジャマを着用する
こういった流れとなっており、制汗作用が得られる成分が含まれていれば、わきがの臭いだけではなく脇汗の抑制にもつながります。
1日に何回も塗り直す
重度のわきがで悩む女性の場合、朝に一度クリームを使っただけでは途中で臭いが強まる可能性があります。
持続時間の長いデオドラント剤でも1日中に渡って持つわけではありませんので、1回の量を増やすのではなく小まめに塗り直すのが正しい使い方です。
- 朝起きてから出掛ける前までに塗る
- お昼を過ぎた辺りにトイレの中でもう一度塗る
- 自宅に帰ってきて夜の寝る前に塗る
上記のように1日に2回~3回のペースでクリームを使って対策していると、臭いを抑える効果を実感しやすくなるので試してみてください。
1日の中で必ずリセットする
朝だけではなく夜の寝る前の使用も効果的だと説明しました。
しかし、敏感肌やアレルギー体質の女性は些細な刺激で肌トラブルが起きやすく、クリームやジェルが脇の下にずっと残っている状態は良くありません。
そのため、1日の中で必ずリセットしなければならず、お風呂へと入って脇の下を丁寧に洗い流すべきです。
あくまでもデオドラント剤は一時的な臭いの対策として使用するアイテムなので、常に付けっ放しの状態では肌への負担が大きくなります。
現在では天然の植物エキスを使っていたり、無添加で肌に優しいクリームが多いものの、使い過ぎによるデメリットは以下のように大きいのです。
- わきが対策クリームには殺菌成分のイソプロピルメチルフェノールやミョウバンが含まれている
- 適度に使っていれば皮膚常在菌が必要以上に繁殖するのを未然に予防できる
- 使い過ぎていると皮膚の細菌が全て死んで減菌状態になる
- より強い雑菌が皮膚の上で繁殖してわきがによる臭いがさらに強まる
細菌を殺す作用を持つ成分が皮膚へと全く影響がないとは言い切れませんので、一度リセットしてクリームが肌にない状態も作りながら、わきが対策を行っていってください。