デオドラント剤を塗ったり汗拭きシートを使ったりと、自宅で今すぐにでも始められるわきがの対策はあります。
わきが手術によるデメリットも同時に説明していますので、どんな違いがあるのか比較してみてください。
自宅で今すぐにでも始められるわきがの対策方法とは?
わきがは何も病院で手術を受けなければならないわけではなく、自宅で臭いを抑える対策も十分に可能です。
- ちょっと脇の下が臭う
- 汗をかくと臭いが強くなる
- 夕方以降になると少し気になる
上記のように軽度のわきがの症状であれば、自宅でもスッキリと解決できます。
どんな対策が適しているのか以下で紹介していますので、脇汗や臭いの悩みを抱えている女性は一度チェックしておきましょう。
デオドラントクリームを使って除菌や消臭を行う
わきが専用のデオドラントクリームを使って除菌や消臭を行うのは、セルフケアのなかでも効果的です。
薬局やドラッグストアなどの実店舗では少ないものの、インターネット通販ではさまざまなタイプの製品が登場しています。
- 制汗作用:汗が出るのを抑える
- 殺菌作用:皮膚常在菌の繁殖を抑える
- 消臭作用:臭いを和らげる
この3つの効果が期待できますので、朝の出掛ける前や夜のお風呂上がりに脇の下へと塗布するだけなので難しくありません。
わきが臭だけではなく体臭のケアにもつながるので、自宅で対策しようと考えている女性にはクリアネオがおすすめです。
わきがの人が最も欲しいニオイケア商品1位を受賞しており、肌への安全性も考慮されているので一度はクリアネオを使ってみてください。
雑菌を増やさないように脇の下を清潔な状態で保つ
「雑菌を増やさない」⇒「雑菌が繁殖しない」⇒「臭い物質が作られにくくなる」というメカニズムなので、脇の下を清潔な状態で保つという対策は必須です。
- シャワーの回数を増やして脇の下の汗を流す
- 消臭作用のある柿渋石鹸を使って身体を洗う
- 汗をかいたらウェットティッシュで脇の下を拭き取る
このようなケアを心掛けることにより、わきがによる臭いを徹底的に抑えられます。
しかし、あまりにもシャワーを浴びすぎて脇の下を洗っていると、今度は肌の健康に必要な皮脂が奪われて乾燥するので、ローションや化粧水を使って保湿ケアも同時に行いましょう。
通気性の良い肌着や下着を身につける
通気性の良い肌着や下着を身につけるのも、自宅で始められるわきがの対策です。
ポリエステルやナイロンなど化学繊維で作られた衣服は蒸れやすく、高温多湿の環境になって雑菌が繁殖しやすくなるので、なるべく避けなければなりません。
一方でコットン素材であれば風通しが良くなり、脇汗をかいても直ぐに乾けば臭い物質が作られにくくなります。
- 水分との親和性が高い
- 吸湿性に優れている
- 速乾をウリにしている
上記の点に気を配って毎日着用する肌着や下着を選んでみてください。
体臭の原因となる食べ物をなるべく避ける
脂っこい肉類や乳製品を食べすぎていると、わきがによる臭いが強くなります。
- 動物性脂肪や動物性タンパク質が中心の食生活を送っている
- アポクリン汗腺が刺激されて分泌物が増える
- 雑菌による分解が進めば臭い物質がたくさん作られる
このようなメカニズムで症状の悪化につながるので、体臭の原因となる食べ物をなるべく避けましょう。
全体的には野菜や魚など和食をイメージした食事が適しており、食物繊維で腸内環境をスムーズにしておけば、わきが臭を強める臭い物質が腸内で作られるのを未然に防ぐことができます。
わきがの手術によるデメリットは?
病院ではわきがの手術が行われており、皮膚を切開してアポクリン汗腺を取り除く剪除法(せんじょほう)や超音波で汗腺を破壊する超音波吸引法、電気針を刺して電流を流す電気凝固法などさまざまです。
しかし、どれも自宅で対策する方法とは違い、以下のようなデメリットがあるので注意しなければなりません。
- メスを入れる施術の場合は脇の下の皮膚へと傷跡が残るリスクが高くなる
- 術後のダウンタイムが長いので元通りの生活に戻るまでに一定の期間がかかる
- 手術の方法によってはアポクリン汗腺の取り残しが発生して再発する
- 保険の適用されない方法では高額な費用を支払わなければならない
- 術後臭や色素沈着などさまざまな副作用のリスクがある
身体へと負担が加わる手術は多いですし、再発して同じ手術を受ければ受けるほど金銭的な負担も大きくなります。
もちろん、制汗剤やデオドラント剤の使用ではわきがの臭いを一時的に抑えているだけなのでアポクリン汗腺の数は変わらず、完治は不可能なので、美容クリニックや美容皮膚科で治療を受けるのは選択肢のひとつです。
それでも考えている以上にデメリットやリスクが大きいので、「本当に今の自分に必要なのか?」という点をじっくりと考えてみてください。